今一番強いライトロードを徹底解説
はい、お久しぶりです。
前回、真竜の考察をまとめた記事真竜デッキを基礎から応用まで徹底的に解説!〜猿でもわかる真竜のすべて〜 - きのこの日記を載せました。
ご覧になられた方、ありがとうございます。
今回、関西のガロスCSチーム戦にて、個人チーム共に4-2(ベスト8)(つまりトナメ1落ち)(誇れない)したライトロードの紹介です。
まず初めに言っておくのは、
今回の記事は、今回ガロスCSで使用したライトロードの構築紹介及び考察を載せるのみです。
なので、他のライトロードの形式について詳しく載せることはありません。
そして、ライトロードを知らない人にも出来る限りわかりやすく説明していきます。
ではまず
⑴ライトロードとは何か?
ライトロードはかなり昔からあるテーマで、墓地にカードを貯めて、それを活用することで展開していきます。
⑵ライトロードの型
ライトロードには大きく分けて2つの分類があります。
①先攻型
②後攻型
このテーマは先攻でも後攻でも強いテーマであるため、この両極の型が存在しています。
今回紹介するのは、
①先攻型 のライトロードです。やったね。
ただ先攻型であっても、またまた種類別に分けられます。
⒈先攻制圧型
⒉先攻ワンキル型
そして、今回紹介するのは、
⒉先攻ワンキル型 のライトロードです。やったぜ。
⑶一体、どうやって先攻ワンキルするの?
この2種類のエクストラモンスターを使います。
要は、墓地に魔法を16枚貯めてセレーネで16個(正確には15)魔力カウンターを乗せて、マジックテンペスターでぶっ放せば……
16×500ダメージなので…
つまり…
100億兆万ダメージを与えて勝てます!!!!
おいおい、まてよと。
おいおいおい、まてまてよと。
そんな16枚も貯められるわけwwwww
そう思いましたか?
では、もう一度セレーネの効果を読んでみてください。
そう。
ターン1制限がないのです。なので、セレーネを2体目、3体目と出せばその数だけまた効果を使うことができるのです!!!
つまり!
墓地に魔法を15枚も貯める必要はなく、
墓地に魔法が5枚あれば、セレーネ3体出してマジックテンペスターで、ぼーーーん。勝ち。
あ、ちなみにですが、マジックテンペスターもバーン効果にターン1ありません☆
⑷先攻ワンキルライロの構築
モンスター
魔法
エクストラ
ライロの紹介とは言ったものの、基本的にライロには決まった展開ルートなど存在しないようなものなので基本アドリブです。
まー、目指す盤面ってのがあるので、それを目指しながら〜って感じになりますね。
目指す盤面は、先ほど言いました通り、墓地に魔法を貯めてセレーネ だしてテンペスター出してバーンです。
⑸構築における考察
【モンスター】35
ジェムナイト・ラズリー ×1
トワイライトロード・シャーマン ルミナス ×2
ライトロード・アサシン ライデン ×2
ライトロード・ウォリアー ガロス ×1
ライトロード・サモナー ルミナス ×3
ライトロード・ビースト ウォルフ ×2
ライトロード・マジシャン ライラ ×1
ライトロード・メイデン ミネルバ ×2
亡龍の戦慄-デストルドー ×1
妖精伝姫-シラユキ ×3
幻獣機オライオン ×1
未界域のジャッカロープ ×3
未界域のチュパカブラ ×1
未界域のツチノコ ×2
未界域のネッシー ×2
未界域のモスマン ×2
機巧蛇-叢雲遠呂智 ×1
混源龍レヴィオニア ×1
輝光竜セイファート ×1
A・ジェネクス・バードマン ×1
BF-精鋭のゼピュロス ×1
Emトリック・クラウン ×1
- ライロの枚数配分
ソーラーエクスチェンジの兼ね合いで、ライトロードデッキはライロの比率を下げすぎるわけにはいきません。
僕が考えている60枚ライロの配分は、最低12枚です(光の援軍入れて実質15枚)。
ライトロードデッキはライトロードモンスターを"素早き"しすぎると強くないので、逆に入れ過ぎもしないほうがいいです。
2. ライロのそれぞれの採用枚数 理由
1)トワイライトロード・シャーマン ルミナス
回ったときにはめちゃくちゃに強いパワーを発揮するトワイライトロード唯一のライロ“強化"カードです(たまにソーサラーライラが採用されますが、強化ではなく新規)。
とはいえ、初動において役に立つことはほとんどないため、3枚ではなく2枚にしています。
展開したときに絶対に欲しいカードであるため、3枚でも積んで良いカードだと思ってます。
2)ライトロード・アサシン ライデン
このカードも、ひと昔前は素引きしても強いカードでしたが、今現在では初動にするには少し頼りないカードです。
とはいえ、ライロチューナーとしての存在価値は高いので2枚採用にしています。
ライロ使いによっては3枚採用している方もいます。
3)ライトロード・ウォリアー ガロス
こいつが入っているかどうかで試合を左右することがあるほど強いカードです。
強いカードではあるものの、単体で機能することはないので、やはり1枚。
このカードがあれば60枚デッキ全て墓地に送れるほど強いです。
このカードが場にいるときにキュリオスを出して効果を使えば、計8枚墓地に送れます。
4)ライトロード・サモナー ルミナス
墓地にライロがいれば初動としても強く、中盤〜終盤でも強いカード。
間違いなく3枚です。
とはいえ、2枚でも良さそうな気もしますが、こいつがデッキにずっと眠っていると勝てません。
5)ライトロード・ビースト ウォルフ
確かに強い。だが、おめーは許さん。
だから2枚。ほんまに許さん。手札に来るな。
CSで負けた試合は全てこいつが原因です。
でもありがとね。
6)ライトロード・マジシャン ライラ
虚無空間、勅命を破壊してくれる優秀なカード。
また、魔法使いなため魔法使いの里とかなんかその辺もなんとかしてくれるよほんと。
魔法罠を破壊する際は効果処理で守備表示になり、さらにターン1がありません。
なので、アポロウーサで無効されると守備表示にならず、また効果が使えます。
昔はオネストの次に光と闇の龍をぶっ殺す最強1500円カードでしたね。
7)ライトロード・メイデン ミネルバ
マジックテンペスターを作る上では重要になってくるカードです。
レベル3のチューナーなため、ルミナスとこのカードでテンペスターの出来上がり。
また、こいつの手札または墓地から効果で送られたときの効果も地味に強いです。
3枚入れるにしては重いので2枚にしています。
3.その他のカードの解説
1)未界域シリーズ
未界域は、単純に召喚権を使わずキュリオスを立てやすくしてくれるので最強です。
また、未界域のドローで芝刈りを引いたときは天にも登るような最高の気分を味わえます。by槇原敬之
2)混源龍レヴィオニアと輝光竜セイファート
これらをセットで入れてる先攻ワンキル型のライロをほとんど見かけません。
というかそもそも、調べた限りでは先攻ワンキル型ライトロードでCSに出たり、ここまでの勝率を残してるのは現段階で全国で、いや世界で僕だけです。
(世界は言いすぎた。)
この2枚の採用理由は、ニビルをケアするためです。
この2枚が墓地にある状況で1キルできるほど墓地が肥えていれば、基本的に“どのタイミングでニビルを使われても"ケアができます。
抹殺の使命者のような感覚で入れています。
抹殺の使命者の場合はニビルを入れないといけず、引かないといけないので完全差別化を図れます。
ニビルが飛んでこなければ使わずワンキルします。
3)A・ジェネクス・バードマン、BF 精鋭のゼピュロス
A・ジェネクス・バードマンは、自分フィールドのモンスターを戻して特殊召喚できる闇属性機械族レベル3チューナーです。
フィールドの未界域を手札に戻すことでもう一度未界域の効果を使うことができます。
また、こいつを素材にハリファイバーを出せば、ハリファイバーからメイデンミネルバを出してセレーネに繋がることもできます。
BF 精鋭のゼピュロスは、自分フィールドの表側のカードを手札に戻して特殊召喚ができる闇属性鳥獣族レベル4です。
場の未界域だけでなくチキンレースも戻せるので強いです。
4)ジェムナイトラズリー
ラズリーではなく、ガネットのほうがいいのでは?と考える人がいます。
理由①ガネットはレベル4
理由②攻撃力も1900あり、引いてしまったとき、いざというときに出して殴りに行ける
後手型ライロが強かった環境では、特にこれがガネット採用の大きな理由でしょう。今でもそうです。
しかし、もはやいまの環境ガネットを出したことで勝てましたなんてありえないのと(事故率が低いデッキが多い)、
このデッキは未界域を採用しているのでモンスターや戦闘要員で困る事故はありません。
……とは言ってもガネットのほうがいいです。
しかし僕が狙うのは、"賢いプレイヤーに対策"です。
ラズリーを採用するということは、普通に考えて通常モンスターを採用しているということ。
単なる出張であればガネットのほうが優秀なのですが、その点で相手に沢山の幅を予想させることができます(実際そんな幅ないけど)。
通常モンスターが採用されていることから予想できる構築内容
→ジェムナイト2枚採用(ブリリアントフュージョンが腐ってないことからうららを打つタイミングを…)
→シンクロのイヴの採用
→誘発であるγの採用(ドライバーを回収してハンドを増やせる)
ちなみにこれら予想されるものぜーーーーーんぶ、採用してません!!!!
僕はライロ使いにいつもラズリー採用の件を聞かれることが多かったですが、今までずっと、ガネットを忘れたからとかラズリーが好きだからとかなんかテキトーな言い訳をして言ってきませんでしたすみません。
このCSでも事件は起きました。
光の援軍のコストで、ラズリーが落ちました。
相手はライトロード を使ったことがある人で、それを見てこう考えました。
「ラズリーがあるってことはガネットも採用している=まだブリリアントフュージョンは使える」
シンクロのイヴの可能性も考えたみたいですが、持ってる誘発がうららだけで、シラユキを落とされると困るからということでブリリアントフュージョンまでうららを貯めることにしたようです。
まあ、もううらら打つところないんですけどね!!!!!
ラズリー、実質抹殺の使命者宣言うらら!!!
5)その他のカード
基本的に墓地で強いカードたちです。
モンスター数を稼いでくれるので、セレーネをたくさん作る際に重宝します。
叢雲は、ジャンケン負けで1戦目後手取らされたときでもゼロヴォロスでワンキルしにいくのを可能にするためでもあります。
しかも闇属性機械族なのでキュリオスの素材にもしやすいです。
シラユキは落ちないと話にならないので3枚採用しています。
最初は2枚採用だったのですが、CS前日に3枚にしました。
裏側になった相手のミドラーシュさん…さよなら…。
デストルドーは、レベルを3だったり4だったりと自在に変更できるチューナーなので、テンペスター立てる際や、ランク4立てる際に重宝します。
あったら便利って感じ。
はい。
メインデッキの解説はこんな感じ。
雑に紹介してしまいましたが、細かいところでわかんない人は僕のTwitterのDMで聞いてもらえれば答えます。
【魔法】25
おろかな埋葬 ×1
ソーラー・エクスチェンジ ×3
チキンレース ×3
光の援軍 ×3
墓穴の指名者 ×3
強欲で貪欲な壺 ×2
成金ゴブリン ×3
闇の誘惑 ×2
隣の芝刈り ×2
1.カード採用解説
1)隣の芝刈り
強い。テキスト欄に、「プレイヤーは勝つ」って書いてある珍しいカードです。
2)成金ゴブリン、チキンレース、闇の誘惑、強欲で貪欲な壺
単純に魔法を墓地に溜めつつドローしていけるドローソース達です。
成金やチキンレースで芝刈り引いたときは、震えますね!!
強欲で貪欲な壺に関しては、芝刈りを引けないときに、単純に手数を増やすために使います。
3枚(入れてた時期もありましたが)もいらないので2枚。
3)光の援軍、ソーラーエクスチェンジ
ライロ必須カード。
これらのカードが入ってないライロはライロとしての機能を最大限に発揮できないと考えてます。
また、ソーラーエクスチェンジは暗黒界でいうところの暗黒界の取引のようなものですが、あれよりも強い効果をしていますね、はい。
4)墓穴の指名者
このデッキ、1月制限発表がされるまでは本当に最強デッキでした。
理由としては、アザトートの存在です。
モスマンかチュパカブラを出してレベル4出すだけで確定で芝刈りが通ります。
このデッキは芝刈りが通れば99.89%負けません。
負けたら恥(そんなレベルです)。
アザトートは、それの補助をしてくれます。
また、このデッキは現実的に、無限泡影を5〜6枚ケアできた(理論上9枚)ので、ナイアルラのときにG打たれて泡影3枚引かれても勝てました。
ですが、今はそんなアザトートかいう意味不明なカードは禁止に……
その代行を担ってくれたのが墓穴の指名者です。
アザトート強すぎて今まで入ってませんでした☆
【エクストラ】15
ジェムナイト・セラフィ ×1
マジックテンペスター ×1
ダイガスタ・エメラル ×1
ライトロード・セイント ミネルバ ×1
No.60 刻不知のデュガレス ×1
クロシープ ×1
トポロジック・ゼロヴォロス ×1
トロイメア・フェニックス ×1
ライトロード・ドミニオン キュリオス ×1
召命の神弓-アポロウーサ ×1
水晶機巧-ハリファイバー ×1
神聖魔皇后セレーネ ×3
鎖龍蛇-スカルデット ×1
1.エクストラの説明
もう、でもなんか、エクストラに関しては言うことないのでは?と思いますが。
どこが気になりますか?
いや、ほんと解説することないほど単純です。
一応、書いてみますね。
1) ジェムナイト・セラフィ
永続効果で通常召喚権を増やしてくれるカード。
地属性天使族はこのデッキにこのカードのみです。
ライトロードを使うにあたって、属性と種族は重要で、その理由がライトロード・ドミニオンキュリオスにあります。
キュリオスは属性が同じで種族が違うモンスター×3で出します。
なので、この点が重要になってくるのです。
どうでもいい話ですが、主要ライトロードカードでドミニオンキュリオスを出す方法は、ルミナス、ライデン、ウォルフで出せます。
非常に出しにくいです。はい。このカード作ったやつライロ知らんやつやろ。
2) マジックテンペスター
このデッキの主力。手札を捨てることで捨てた枚数分魔力カウンターを乗せられることも意外と強いです。
基本的にこのデッキは展開中に手札がなくなっていくので、使う機会は少ないですが、いざというときに役立つので覚えておいていいでしょう。
この効果はターン1制限がありますが、バーンダメージにターン1はありません。
3) ダイガスタ・エメラル
セレーネを使い回すために入れてます。
つまりセレーネを6回使えます。
ちなみに、枠に困ったのでトロイメアユニコーンは入れてませんが、入れてる場合はユニコーンでエメラルを戻してエメラルをまた出せばセレーネが9回使えます。
個人的にそこまでのことはめっっったにないので、ユニコーンを抜いてしまいました。
4) ライトロード・セイント ミネルバ
トップ3枚墓地に送って、その中のライトロードの数だけドローができます。
単純にドローソースとしても使うことができますが、ガロスが既に場にいるときにつかえばさらに強いです。
また、光属性天使族なため、キュリオスを作りやすい属性種族でもありますね。
5) No.60 刻不知のデュガレス
全ての効果が強いです。
墓地のモンスターを守備表示で蘇生する
2枚引き1枚捨てる
モンスターの攻撃力を2倍にする
どれも強いです。
ただ、デメリット効果がそれぞれにあるので注意が必要です。忘れないように。
6) クロシープ
リンク先に融合モンスターがいれば、墓地からモンスターを特殊召喚ができます。
ちなみに、クロシープがあるときにブリリアントフュージョンを使うと確定でキュリオスを出せます。
クロシープ、セラフィ、ジェムナイトモンスター、この3体を場に出せるので、これらで出します。一応。
あまりすることはないですが、必要なときもあるので覚えておくといいでしょう。
7) トポロジック・ゼロヴォロス
後手からワンキルする用のカードです。
手札誘発やバック除去しながら、叢雲とシラユキで打点を上げて殴りにいきます。
先攻ワンキルできなかったときの妨害としても役に立ちますが、そんなことしたことありません。
8) トロイメア・フェニックス
バック除去に優れたカードの1枚。
また、リンク2として、クロシープとハリファイバー とかのカードのみです。
リンク2はいかに重要だということかは使えばわかると思います。たぶん。
9)ライトロード・ドミニオン キュリオス
ライロ知らんやつが作ったライロカード。
ライロカードではありえない確定墓地送りが可能。
必要なカードをその場の状況に合わせて送れます。
シャーマンルミナス
セイファートorレヴィオニア
シラユキ
よく落とすのはこの辺りですね。
ライトロードモンスターだけでコイツを出すのは少し難しいですが、他のカードを混ぜることで比較的簡単に出せます。
10) 召命の神弓-アポロウーサ
単純に誘発ケアのために入れてます。
出す機会はそれほど高くないものの、このデッキにおけるリンク3モンスターの処理は少し困ることが多いです。
せっかくモンスター3体使って出したリンク3モンスターも、セレーネ 出すときにはリンク1として出すことになるので勿体ないです。
なので、よくあるのは、
クロシープの下にキュリオスを出して、そのキュリオスと他のモンスター1体でアポロウーサを立てる方法です。
アポロウーサなんてなくても誘発超える能力はありますが、あればそれなりに楽になります。
また、エメラルを相手に見せなくてもよくなりますし、
アポロウーサを1戦目に見せておけば、次から相手はニビルを使うタイミング等考えなくてはいけなくなります。
その点で入れてます。
ニビルケアできるとはいえ、先に使ってくれたほうが心臓に悪くないですからね!
11) 水晶機巧-ハリファイバー
こいつでメイデンミネルバを出せばそのままセレーネに繋げられます。
モンスター2体でセレーネ が立つ喜びを分かち合いましょう。たぶんもう死ぬと思うけど!
12)神聖魔皇后セレーネ
あまりにも強すぎる…
召喚成功時にお互いの墓地フィールドの魔法の数だけカウンターを置きます。
自分、相手ターンのメインフェイズに3個取り除くことで手札墓地から対象を取らずに魔法族モンスターを守備表示でリンク先に特殊召喚できます。
ターン1制限がありません。やばすぎ。
13)鎖龍蛇-スカルデット
手札をリフレッシュできるカード。
手札がいまいちパッとせず、展開も繋がらないときに、ワンチャンかけて出したり、誘発ケアのために入れてます。
手札の枚数1枚増やせるのでそれも強いです。
はい。
以上がエクストラデッキの解説でした。
意外とそれっぽい解説ができましたが、当たり前のことでしたでしょ?
⑹誘発貫通力
誘発をどれくらい超えていけるデッキなのかですが、まず苦手な誘発はロンギヌスとドロバです。
この2つは状況次第では超えられるものの、基本的には厳しいカードです。
ロンギヌスに関しては、相手が他に誘発を持ってないのであれば気になりません。
ドロバは芝刈りがあれば…。
ヴェーラー、泡影、しぐれなどは枚数にもよりますが、ある程度なら超えていけるポテンシャルはあります。
ガロスCSでは、増殖するG、ヴェーラー×2、ニビルを使われましたが、超えることができました。
その点において、未界域暗黒界のテンペスターワンキル型と差別化を図れます。
あちらは、マジックテンペスターが出たタイミングでニビル+ヴェーラーでほぼ確実に崩れますが、ライロはその盤面まで行くとほぼ超えることが可能です。
また、60枚デッキのほうがシラユキを強く使えるのも差別化できる点ですね。
⑺誘発への対策
当たり前ですが、できる限り誘発ケアは行います。
たとえば、隣の芝刈りとソーラーエクスチェンジがあったら、ソーラーエクスチェンジから使います。
これはうららをここで当ててもらうため。
単純ですが、他の細かいところでもこういったプレイングを心がけることで勝ちに繋げられる試合も多々あることを忘れてはいけません。
僕の考えでは、芝刈りで必ずしも20枚も落とす必要はないです。
芝刈りで落とす枚数がソーラーエクスチェンジで4枚減ったとしても、芝刈りが通れば勝てますから。
それから増殖するGを打たれたときは“相手のデッキ枚数=手札の枚数だと思って"プレイします。
簡単に言うと、Gなんて無視してプレイするってことです。
ぼくは、そのターンに蹴りをつけられないなら負けっていうくらい割り切ったほうが、勝率は上がると考えています。
芝刈りが通ってGが飛んできたときは、迷うことなく展開しましょう。
あとはうらら、ヴェーラー×3、泡影×3、ニビル×1、うさぎ×1 その他を踏み超えるだけです。
芝刈り使ったならできないことではないです。
まあ、出来る限り特殊召喚は控えて最短ルートでキルするようにしないといけませんけどね。
もちろん相手のデッキによっては、何もせずにエンドするのも視野に入れることも忘れずに。
⑻なぜ先攻ワンキル型のライロを使うのか?
現在の先攻ライトロード盤面制圧型は、かなり強い盤面を作ります。
その盤面は、基本的にどのテーマも越えられないようなめちゃくちゃ強い盤面です。
盤面を作る際には、ライロらしくないことをします。
それが"展開ルートの確立“です。
ライロは展開ルートが決まってないアドリブデッキなのが昔からあるライロらしさですが、先攻制圧型は、展開ルートがきちっとあります(それが悪いということではない)。
なので、手札が揃えば安定してその盤面を作りにいけるという強みがそこにあります。
ところが、それは逆に仇となることもあります。
それが、誘発貫通力の低下です。
ルートというものが存在している以上、誘発の妨害を受けるとその道を進めなくなるのは当たり前です。
なので先攻制圧型はその誘発ケアを墓穴や抹殺の使命者に60%ほど依存していると僕は考えています。
(どういった盤面を作れば誘発貫通できたことになるのかは難しいですが、ここでは予定する最終盤面を作れたことを指します)
まあ、誘発を受けても先攻制圧型は、ある程度の最低保証の盤面は作れるので弱くはないです。
ですが、理想盤面を作る≒誘発が来ない(or墓穴を引く) と、なりがちです。
その先攻制圧型が理想盤面を作れるような状況なら(つまりほぼ勝ち)、その一方で先攻ワンキル型はそのターンに試合を終わらせることができるんです(つまり確実に勝ち)。
相手にターンを返すか返さないかでは天と地ほどの差があります。
どれだけ強い盤面をモンスターで作っても、ラー玉、冥王結界破というカードの存在がある以上は相手にターンが移ってしまうと負け筋が生まれます。
特に増殖するGを打たれたときが顕著でしょう。
先攻制圧型はそのターンで相手を倒せないので、どんだけ強い盤面作ってもそれだけドローされてしまえば解決札を引かれて逆転される可能性が高くなります。
なので、増殖するGを打たれたら、指名者がない限り止まるしか選択肢がなくなります。
ところが、先攻ワンキル型は逆に止まったら負けなのです。
というか、止まらなくていいのです。
なぜなら、そのターンに決着をつけることができるので、ターンが移らないと使えないような後手捲りカードの存在なぞ気にしなくて良いからなのです。
"誘発の枚数が少ないけど、後手カード積んでるからどんなに強い盤面でも倒せる"みたいなデッキに、めちゃくちゃ強く出れます。(例:真竜、spyralなど)
相手は手札の超融合、冥王結界破、ラー玉を眺めながら涙を飲むことでしょう。
僕は単純に、増殖するGで止まるのが嫌いってのもありますが、そういった理由もあって、先攻制圧型ではなく先攻ワンキル型をつかっているのです。
⑼展開動画
どんな感じで展開していくのかについて、YouTubeのほうで動画としてあげました。
よければそちらからどうぞ。
深夜3時頃に撮ったのでテンションは低めですが、雰囲気感じ取ってもらえればいいかなと。
⑽こんなのはライトロードじゃない…?
僕はライトロードがめちゃくちゃ好きです。
ライトロードはその潜在能力の高さから環境デッキにも対抗できて、様々な戦法がとれる器用なデッキです。
そのため、ライトロードのデッキには様々な種類があります。
ロマン型、ファン型、ガチ型…
先攻ワンキルライロを見て「こんなのライロじゃない」って言うライロ好きの方もいるでしょう。
でも冷静になって考えて欲しい。
ライトロードのデッキとなりえる基準は?
ライトロードのデッキにはかなり昔に、マジックテンペスターが入ってた時期がありました(レベル6シンクロとして使えました)。
だから、マジックテンペスターが入ってるからってライロじゃないっていうのは、原点を否定することに繋がりかねないでしょう。
そもそも先攻でも後攻でも、いろんな戦い方ができるのがライトロードではないのでしょうか?
この型もまた、ライトロードデッキとしての在り方の1つではないでしょうか?
その、多種多様な戦法をこなすライトロードの在り方を否定するのは、間違いなくライトロードへの侮辱であると考えます。
ライトロード好きが、その在り方を狭くし、踏み躙ることが、本当にライトロード好きのすることか、今一度考えて欲しいと思います。
まあ、ネタで言う分にはいいと思いますけどね!!ww
僕も言ってるし!!!
(11)最後に
ここまで読んでくれてありがとうございました!
今回はリクエストがあったので、いつも使ってるライトロードの解説をしました。
来季からどんな型のを使うかは決めていませんが、次は後攻型にするかもしれませんね。
ではまた次回にお会いしましょう。
ばいばい!
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